空の境界(小説)

いや面白い

借りたのにわざわざ、上下意味も無く買っちゃうくらい面白い

俺の好きな、「作者何考えたらこんなこと考え付くんだよ系」です

あっしが本を読む理由は、

「自分の考え付かない事に金を払うため」

なのでこれはものすんごい面白かったです

で、これ何が面白いかというと

以下ネタバレ




もし自分の触覚が無くなったら

自分が自分の記憶を自分のものだと思えなくなったら

そんな「当たり過ぎる事を失ってしまったら」

って事を考えさせてくれるから面白いんだと思います

だから他の小説と違ってなんだか不思議な後味の残る本ですね

毎話読者をいい方向に裏切ってくれますし


ただ、解読？に非常に時間がかかる

散々訳の分らない長文を書き並べた後

それに対する登場人物の心の声が「ただ話の半分もわからなかった訳だが」

って言ってる時点でねえ…

なら読者がわかる訳無いじゃないかっていう(笑)

その分らない話を無理やり理解しようとするのに、あっしは非常に時間がかかりました

さらに言い回しがとてもうっとうしいですし(私は好きですが)

さらにさらにはオタク大好きな時系列むちゃくちゃな奴です

なので正直非常に読みづらいですね


しかしその辺が許容できる方なら、非常に面白い本かと

2冊でラノベ1冊のの10倍くらいのボリュームあるのでお買い得ですし笑

いまさらながら興味のある方どうでしょう


それじゃまた